「資格の大原社労士講座」体験談|通学から通信に変えて感じたメリット・デメリット

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今回の体験談は、大原の社労士講座の受講体験談です。

前回寄稿頂いたN・Kさん(20代・女性・大阪府在住)の2回目の寄稿になります。

N・Kさんの1年目は、惜しくも選択式試験の1科目のみ基準点に達せず不合格になってしまいました。

1年目、大原の社労士講座で不合格になったにも関わらず、大原を継続した理由など伺っていきたいと思います。

N・Kさんの1年目の受講体験記はこちら。

それでは、大原の社労士講座の受講体験談を見ていきましょう。

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こんにちは、2021年度社労士試験に大原を通信講座受講したN・Kです。
試験結果は下の通りです。

N・Kさんの合否通知書

・試験結果:不合格(社会保険に関する一般常識2点により不合格)
・受講期間:8ヶ月
・総勉強期間:400時間

受講期間・強期間は上の通りです。

受験2年目となり、なかなか序盤はやる気の出ない日々が続きました。恐らく、前年あと一歩のところまで実力を伸ばすことができた余裕から、心のどこかで「まだ勉強を始めなくて大丈夫」という気持ちがあったのだと思います。

今振り返ると、もったいない時間を過ごしていたなと感じます。

2年目とは言え、400時間の勉強でここまでの点数に持っていけるのは、かなり凄いですね。

大原の通信講座、期待できそうです。

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目次

大原社労士講座(通信)に決めた理由

私が2年目に受講したのは、大原社労士の「速修合格コース」の通信講座(担当講師:石戸先生)です。

大原社労士講座を継続した理由

他の予備校や独学ではなく、2年目も大原での受講を決めた理由としては、昨年の受講時のサポートにとりわけ不満はなかったからです。

また、2年目の勉強を始めたタイミングが遅かったこともあり、慣れたテキスト・講義形式にて勉強を進めたいと思ったためです。

N・Kさんが使用したテキスト

大原の2色刷りテキストは、蛍光ペン・赤ペン・鉛筆いずれの書き込みとも相性が良いので、使いやすかったです。
フルカラーだと書き込みが目立たなそうですし、白黒だと味気なさすぎます。

他の予備校の講義を経験したことはありませんが、1年目に初心者から合格ラインレベルまで引き上げられたのは、大原が正しい指導法・講義を提供してくれたからだと感じたことも、大原を継続した理由の一つです。

大原社労士講座 通学から通信に変えた理由

こちらの記事でも寄稿しておりますが、1年目は通学で「社労士合格コースinアドバンス9」(梅田校、講師:吉田先生)を受講しました。

2年目に通信受講を選択した理由は、以下の2点です。

  • コロナの影響で在宅勤務が増え、家からは少し距離のある大原へ通う時間が無駄に感じたため。
  • 業務が多忙となり、決まった時間に教室へ向かうことが難しかったため。

1年目で通学講座の大きなメリットを感じていたものの、試験の全体像や難易度の肌感覚を把握していることもあり、2年目は通信で問題ないと思いました。

大原社労士講座(通信)を利用した勉強スタイル

講義は通信講座の場合、自分のペースで受講することが可能ですが、できる限り動画アップ日当日に受講することを目標にしていました。

そのため、

  • 講義動画がアップされる日は、自宅にて約3時間×週2回 講義視聴
  • 講義のない平日は、カフェもしくは自宅にて1~1時間半程度 講義視聴した範囲の問題演習

といった感じで勉強していました。

N・Kさんが使用したテキスト

夜は仕事が遅くまであり、なかなか捗らない日々であったため、体力のある朝に勉強を行うよう意識していました。
朝30分でも勉強を進めておくと、「夜1時間だけ頑張ろう!」といった目標が短くなるので、小分けに時間を作って勉強することはおすすめです。

土日に関しては、前年同様、直前期まではどちらかの日は遊びを入れてリフレッシュをしていました。極力全く勉強しない日は作らないよう意識していました。ですが、1年目に比べ、勉強をしない日も多く発生していました。

はじめのうちは、前述した通り、気合いの入り切らない日々が続いたため、1年目から利用していた「Study Plus」というアプリで、自身の勉強時間を可視化していくようにしました。

1年目は周りの受験生の勉強状況と比較し、自分を奮い立たせていましたが、2年目は前年の自分と比べ、圧倒的に勉強していないことに焦りを感じ、モチベーションを高めることができました。

大原社労士講座(通信)の良かった点・イマイチだった点

良かった点
イマイチだった点
  • 自分のペースで受講できる
  • 通学生同様に単元ごとの確認テスト等が受けられる
  • 自分のペースで勉強しなければならないところ
  • 先生からのバックアップが少ない

大原社労士講座(通信)の良かった点2つ

良かった点①:自分のペースで受講できる

通信講座は講義がアップされる日程は決まっているものの、必ずその日に受講しなければならない、というものではありません。そのため、仕事や家庭の状況により、自分の都合の良いタイミングで受講できるところがありがたかったです。

私の場合は、できる限り講義動画がアップされた当日に受講することで進捗管理をしていました。

良かった点②:通学生同様に単元ごとの確認テスト等が受けられる

通信講座の場合、自分との闘い、というイメージが強く、他の受講生の勉強の進捗状況等が確認できない印象がありました。ただ、単元ごとに行われる確認テストや模擬試験にて、受講生全体の順位や偏差値を出して頂けたため、どの単元が自分は勉強が進んでいないのか、現状の合格可能性を把握することができたことが良かったです。

大原社労士講座(通信)のイマイチだった点2つ

イマイチだった点①:自分のペースで勉強しなければならないところ

先ほど「良かった点①」でも記載した通り、自分の都合の良いタイミングで受講できるところがありがたかった半面、受講がルーズになってしまう時期もありました。またそのような状況でも、特に先生から受講を督促されることもなく、配信講義は溜まっていく一方でしたので、自分に厳しく、一人でも着々と勉強を進められる方以外へは通学講座をおすすめします。

イマイチだった点②:先生からのバックアップが少ない

「良くなかった点①」でも記載した通り、先生からの連絡をあまり頂けなかったところが、良くなかったと感じました。8か月間で、試験日まで2回程度お電話を頂いた記憶がありますが、そもそも担当の先生にお会いしたことがなく、相談もしづらく感じました。

大原社労士講座「労一・社一」対策について

大原社労士講座の「労一・社一」対策は、それぞれ法令の授業と、白書まとめ統計関連の授業がありました。

効果としては、統計関連の方で的中したと言われている設問も確かにありましたが、かなり幅広く勉強しなければならないため、正直、大原生だからみんな解けるといった内容ではなかったと感じました。

もう少し範囲を絞って的中させてもらえると、合格率もUPするのかなと思います。

大原社労士講座(通信)の受講体験:まとめ

大原社労士通信講座は、教えてもらえる知識量は通学講座と何ら変わらない、やり切れば合格ラインまで到達する講座です。

ただ前述している通り、自分のペースで着々と勉強を進めていく力が求められるため、覚悟をもって受講を決める必要があります。

特に受験初年度の方は個人的には通学講座で先生にたくさん相談・質問し、周りの受験生から刺激をもらいながら勉強を進めることをおすすめします。

2年目は仕事を理由に、自分に甘くなってしまったため、悔いの残る結果となりました。
社労士試験はモチベーションを保ち続けることが非常に難しい試験だと感じました。3年目に関しては、人事部から他部署へ異動となってしまったため受験はしません。
ですが、いつか社労士試験という難関試験を突破し、社会保険労務士として、幅広く人事業務に携わりたいと思っています。

\令和5年の合格者は、547名/

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